2018年5月28日月曜日

夏休みの あそびのプログラム

大三島美術館では毎年、夏休みに3つのあそびのプログラムを実施しています。
なかでも田嶋茂典先生と行う映写機を使ったプログラムは、内容を変えながら今年で4回目とシリーズ化しつつあります。今年の内容は? 今年も是非、ご参加ください。
詳しい内容はまもなく、ホームページでご覧いただけます。
昨年の3回目の様子をご紹介しますので、今年もご期待ください。


展示は「美しい花々 越智操 アートフラワー×現代日本画」
大三島在住のアートフラワー作家とコラボしました。
展示作品の中で、まずは作品を楽しんでいただくために、定番の「あそびのカード」です。



講師の田嶋茂典先生と。


ジャズピアニスト:山下洋輔氏の絵本「もけらもけら」も使いました。美術館は静かにしないといけない場所ではありません。音と絵は相性が良いのです。


昨年の映写の素材にはスライドを使いました。今は ほとんど使われなくなっているので、初めて見る人がほとんどでした。使えるスライド映写機を探して貸してくださった上浦小学校様、ありがとうございました!
スライド・マウントに、セロファンや模様入りの紙など、いろんな素材をはさんで作ります。


スライド・マウントに素材を挟みすぎると機械に入らないので、工夫が必要です。
スライドができたら、映写機3台を使って映していきます。手の中で作った小さな四角の中の素材の組み合わせが、大きく映し出されると全く違うもののように見える不思議さと美しさが楽しい遊びです。




今年は、どんな内容になるでしょうか。お楽しみに!!

学芸員 稲葉




2018年5月27日日曜日

美術館のお客様 その2:ネコ様

大三島美術館には いろんなお客様がいらっしゃいます。
お客様のご紹介。





ちなみに、このお客様は頻繁に いらっしゃいますが、決して中には入られません。
よく心得ていらっしゃる!!

学芸員 稲葉

美術館のお客様 その1:パンダ様

大三島美術館には いろんなお客様がいらっしゃいます。
お客様のご紹介。



ちなみに中の人は、展示もよく見に来てくださいます。ありがとうございます。

学芸員 稲葉

西条市立大町小学校さんご来館

5月27日(日)、西条市立大町小学校5年生の皆さん114名様が来てくれました。
これほど大人数の皆さんとプログラムをするのは学芸員も初めての体験です。




美術館として見てもらいたい、気付いてもらいたいことは いろいろありますが、学芸員がひたすら
解説しながら見て回っても退屈なので、「あそびのカード」をご用意。
たくさんの絵の中を探検するようにカタチ探しをしながら、よくよく見てもらえるようにしてみました。







「あそびのカード」を使って、いろいろな色やカタチを見つけたら、次は自分たちで色やカタチを
組み合わせた素材を作り、それを展示室で大きく映し出す、という遊びをやってみました。
セロファンとか糸くずとかハトロン紙とかを使います。




自分が思ったように映し出されたでしょうか? 美術館に自分の作品が並ぶ、という体験でもあります。(一瞬ですが)
手元の小さい色やカタチの組み合わせが大きくなると、まったく違ったように見えることも
このプログラムの面白さの ひとつだと思います。



今年の夏休み、7月21日(土)には、この「映し出す」遊びと、ひも を使った遊びを組み合わせて
もっと面白いことをやります!!
詳しいことは、もうすぐ大三島美術館のホームページで見てもらえるようにしますので、みなさん、是非、あそびにきてください。

学芸員 稲葉