2022年11月27日日曜日

美術館横の駐車場に現れたカッコいい車

 本日、大三島美術館横の駐車場に、フェアレディがずらりと並んでいました。

ものすごくカッコいい! オーナーさんに許可をいただいて撮影しました。

「美術館のブログに載せても良いですか?」と尋ねると、それもOKとのこと。

ありがとうございます。(写真の腕がイマイチなのが残念)


なかでも、フェアレディ2000。本物は初めて見ました。

扱っていた子ども関係の資料にはダットサンはじめ、車のブリキ玩具がいろいろあり、その出来栄えの素晴らしさから、実物の車はどれほどカッコいいだろうと思っておりましたが、大三島で出会えるとは。


学芸員 稲葉

2022年11月22日火曜日

〈企画展〉「Power of Art from SETOUCHI」(in大三島美術館)から作品紹介 その4

 会期:11/6(日)~12/21(水)

別々の作品ですが、対になるようなモチーフが描かれている作品。

大きく美しい蛾。ゆったりと舞う姿は神秘的です。

「輪廻(部分)」(原田よもぎ)

「月夜見(部分)」(原田よもぎ)


羽の模様、ふわふわの触覚、繊細な尾状突起など、その美しさは格別です。

学芸員 稲葉

〈企画展〉「Power of Art from SETOUCHI」(in大三島美術館)から作品紹介 その3

 会期:11/6(日)~12/21(水)

銀色の美しく幻想的な作品群(artist 原田よもぎ)。日本画の銀箔です。





フラッシュ無しならば撮影、SNSへの投稿は自由です。

美しく撮影できる自信のある方、ぜひ、この美しさを発信してください。

学芸員 稲葉

2022年11月19日土曜日

〈企画展〉「Power of Art from SETOUCHI」(in大三島美術館)から作品紹介 その2

 会期:11/6(日)~12/21(水)

その1で紹介した「生命の祭典」(原田よもぎ)には、たくさんの生き物がいます。

魚が美人




大きな屏風の海のなか、どんな生き物がいるか探しだすと、あっという間に楽しい時間が過ぎます。

学芸員 稲葉

〈企画展〉「Power of Art from SETOUCHI」(in大三島美術館)から作品紹介 その1

 会期:11/6(日)~12/21(水)

屏風ならではの仕掛けがある作品「生命の祭典」(原田よもぎ)

1つの作品から3つの違う絵が見えます。

①蛸 


②鳥



③鹿



スケールの大きさと立体感と感動はぜひ現場で。


学芸員 稲葉

2022年7月18日月曜日

コラボ展「不思議なもの」から

 開催中のコラボ展「不思議なもの 加藤正の妖怪画×現代日本画」(9月4日まで)より。

加藤さんの描く妖怪は、江戸時代に書物や絵巻などに登場したことがあるものばかり です。

そこには昔から身近な動物がモチーフとなっている妖怪がいます。

犬とか

猫とか


「不思議なもの」が共通テーマのコラボ展です。大三島美術館が所蔵する現代日本画にも不思議な生き物が登場します。

これとか 

妖怪も日本画の不思議な生き物も、その全体像は どんなものなのか。

美術館へ見に来てください。


学芸員 稲葉




2022年7月10日日曜日

コラボ展「不思議なもの」から・・共通する生き物2

 開催中のコラボ展「不思議なもの 加藤正の妖怪画×現代日本画」(9月4日まで)より。

関前・大下島の法珠寺住職でもあるアーティスト:加藤正氏の妖怪画と大三島美術館が所蔵する“非日常な”現代日本画作品のコラボ展示。

共通テーマは「不思議なもの」ですが、テーマ以外にも ちょこちょこ共通点があります。

共通する生き物 その2 「龍」 伝説の生き物



(上)龍図 (下)求珠

ぜひ作品を見に来て探してみてください。

学芸員 稲葉


2022年7月9日土曜日

コラボ展「不思議なもの」から・・共通する生き物1

 開催中のコラボ展「不思議なもの 加藤正の妖怪画×現代日本画」(9月4日まで)より。

関前・大下島の法珠寺住職でもあるアーティスト:加藤正氏の妖怪画と大三島美術館が所蔵する“非日常な”現代日本画作品のコラボ展示。

共通テーマは「不思議なもの」ですが、テーマ以外にも ちょこちょこ共通点があります。

共通する生き物 その1 「ナマズ」



(上)雁木小僧 (下)鯰説法図(ナマズがナマズに説法を行う図)

ぜひ、作品を見に来て、探してみてください。


学芸員 稲葉

2022年5月1日日曜日

月下美人

一年に一晩だけ花開くという月下美人。只今の展示「四季を創る 越智みさお・フラワーアート×現代日本画」では、美しく咲く月下美人の作品が見られます。5月29日まで。

学芸員 稲葉







みかんの花

 みかんの花咲く五月になりました。只今の展示「四季を創る 越智みさお・フラワーアート×現代日本画」では、いつでも満開のみかんの花をご覧いただけます。

越智みさお氏の布花作品による みかんの花と大三島の夕日(Photo by Teruaki Takekuni)の作品を見にお越しください。



学芸員 稲葉

2022年4月30日土曜日

2年振りの鎧飾り

 2年振りに鎧飾りを飾りました。3段飾り、兜人形や立派な弓太刀も飾っています。

写真撮影もできますので、美術館で季節の作品を見た後にお立ち寄りください。


              岩田健「二人と猫」と共に


学芸員 稲葉

2022年4月15日金曜日

新年度最初の団体プログラムでした。

 4月13日に伯方分校3年生の皆さんが来館されました。令和4年度最初の団体プログラムです。只今の展示「四季を創る 越智みさお・フラワーアート×現代日本画」に合わせた内容です。

展示解説の後、「あそびのカード」の問い掛けを考えながら、作品を見てもらいます。
日本画は身近ではなく難しいイメージを持たれることが多いです。
そんな日本画を楽しく見ることができるのが「あそびのカード」です。
普段は、「楽しい見学のススメ」カードが置いてあるので、どなたでも作品を楽しんでいただけます。

次は、展示ケース内の作品をよく見ます。作品にあるカタチを、モールで造形します。
           たとえば、
           とか、
           など。
平面 → 立体

次に、出来た造形の影を壁に映します。 平面 → 立体 → 平面


最後に、出来た影に色を付けます。



日本画も美術館も楽しいものです。楽しみ方を紹介していますので、ぜひ、大三島美術館へお越しください。団体プログラムについては、大三島美術館HP 「お知らせ」欄からパンフレットをご覧いただけます。
皆様のお越しをお待ちしております。

学芸員 稲葉


芝桜が満開です。

 桜は散ってしまいましたが、芝桜が満開になりました。


季節が進んでいます。美術館の展示はただいま「四季を創る」です。布花、日本画、大三島の自然、それぞれの季節を楽しめる贅沢な期間は5月29日(日)までです。

学芸員 稲葉

2022年4月1日金曜日

桜、満開です。

 大三島美術館横の桜並木がついに満開を迎えました。



まさに、「瀬戸内の春」(森山知己)


美術館の窓からも満開の桜と山並み



この桜並木沿いは河口で、少し歩くとすぐに海に出ます。大三島美術館は、海と山に囲まれた美術館なのです。

桜の満開は短く、桜作品揃い踏みが見られるのも あとわずかの間だけです。次にいつ見られるか分からないこの機会をお見逃しなく。


学芸員 稲葉


2022年3月31日木曜日

桜、ほぼ満開になりました。

 大三島美術館横の桜並木が、ほぼ満開になりました。


大三島美術館の休憩室からは、額縁のような大窓から満開の桜と山並みが見られます。



満開の桜、満開の桜の日本画、布花のさくらひめ 揃って見られるのは今だけ。

あと、1週間くらいでしょうか。

「春郊」(岩倉寿)    

「瀬戸内の春」(森山知己)

さくらひめ



今しかない機会です。みなさまのご来館をお待ちしております。

学芸員 稲葉