2023年3月24日金曜日

桜が咲き始めました

 大三島美術館の横は桜並木です。そのうちの数本が咲き始めました。


大方の桜はまだつぼみです。


美術館のとなり、藤公園の陽光桜はただいま満開です。

学芸員 稲葉

2023年3月21日火曜日

瑞々しい緑と果実の表現ー雨ふりの緑と雨上がりの緑

 「雨のなか」(寺師範祐)と「雨後」(久保嶺爾)

雨が降っている時に見る緑と、雨上がりに見る緑。雨に濡れている状態は同じですが、違って見えます。



学芸員 稲葉

2023年3月16日木曜日

瑞々しい緑と果実の表現ーお月様と緑

 お月様の光の下で見る緑を描いた作品3点

「池の面の月」「田園」(高橋秀年)、「樹」(森山知己)




晴れた日の太陽の光の下で見る鮮やかな緑とは対照的な緑の表現です。実際に見ると落ち着いた良い気分に浸れます。

学芸員 稲葉

2023年3月10日金曜日

瑞々しい緑と果実の表現ー桃と桃

 日展で活躍、多摩美術大学で教えた新井勝利氏の桃

院展で活躍、京都市立美術工芸学校(現京都市立芸術大学)で教えた宇田荻邨氏の桃



学芸員 稲葉

2023年3月9日木曜日

瑞々しい緑と果実の表現ーインド果子

 畠中光享「インド果子」

熟れたマンゴーがひとつ描かれた小作品。

小作品ですがその存在感は大きく、堂々とした佇まいです。

トロピカルフルーツらしい美しい色合いが見事に表現されていますが、写真にすると特に赤く熟した部分の色が上手く写りません。この赤と黄のコントラスト、発色の美しさは絵を見ないとわかりません。


学芸員 稲葉

2023年3月6日月曜日

瑞々しい果実の表現ーイチゴ+

 佐々木るり子「白い花・赤い実」は赤いイチゴ、緑の葉、白いイチゴの花が揃っています。

白い背景に白い花びらが散っている様子の美しさは絵をご覧いただかないと伝わりづらい。


学芸員 稲葉

2023年3月5日日曜日

瑞々しい果実の表現―イチゴ

 佐々木るり子「白い花・赤い実」は、青い実から少しずつ色づいて真っ赤なイチゴの実になるまでの、イチゴの色の変化が一枚の絵の中におさまっており、美しく見事です。

全体が赤く色づいているけれど、まだ少し黄色っぽい(真っ赤になる手前)イチゴの色合いが特に素敵です。

学芸員 稲葉


2023年3月2日木曜日

館蔵品展「現代日本画が描く 瑞々しい緑と果実の表現」はじまりました

 3月2日(木)から、館蔵品展「現代日本画が描く 瑞々しい緑と果実の表現」がはじまりました。春になって元気に活動を始める大三島の自然と共にお楽しみください。


ねらい以上に緑緑しい展示景色となりました。

学芸員 稲葉