そこで大三島美術館では「藤まつり」に参加して地域の方の作品展示(川柳や さおり織り)、
「参道マーケット」に参加してワークショップを実施しました。
大三島出身のアーティスト・村上佳苗氏による「いまおるとこのかたち」。
昨年の参道マーケットに続き2回目です。1回目は「粘土で島をつくる」でした。
2回目の今年は3メートル四方の紙を床に広げて、その上に全員で一斉に絵を描いたり貼ったり
しました。
村上佳苗さん 「写真でも地図でもない、それぞれにとってのほんとうの大三島のかたちってどんな
だろう?それが大きな紙めいっぱいに広がるといいなと思っています」
はじまる前から みんな やる気イッパイです。
島のかたち を、紙いっぱいに描きます。ハケをつかって豪快に。
島の回りに海を描きます。
村上佳苗さんも みんなと一緒に描いていきます。見ていると、要所要所にハケが入ると、全体がまとまってくる様子が分かります。さすがです!!
輪郭ができたら島の中に 「これ島にあるよ」と思うものを描いていきます。
ハケの次はクレヨンを手に描いていきますが、このころに なると、いろいろ もう止まりません。
クレヨンの次は小さい紙に描いた絵を貼っていきます。途中参加も大歓迎。フロアーにいる方たちにも参加してもらいました。
いのしし、海をわたる。
開始から2時間後、できた作品がこちら。
かなりな迫力です。5月7日まで美術館・交流館に展示してありますので、みなさん、ぜひ
お越しください。
秋の企画展では村上佳苗さんと日本画家 石原七生さんの二人展を開催します。
お楽しみに。
学芸員 稲葉